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■ 黒部の日々(番外編)
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2006年11月21日(火) |
黒部で過ごした日々の中で、一つだけ心の曇る出来事があった。 チビ達の自宅に義母も悠里も不在の時、沙耶と二人だけの秘密と言う事で、家の中を見せて貰った。
悠里の部屋、沙耶の部屋、ママの部屋と沙耶が案内してくれたのだが、ママの部屋には「ボーイフレンド」との写真立てがいくつも飾られていた。
「ボーイフレンド」の存在は、沙耶が口を滑らせたり、今回の訪問の元かみさんとの事前調整のやり取りの中で知っていた。
相手は元かみさんより4つ下の男性で、家庭持ち。 今年中学2年の娘さんが一人いるそうだ。 元かみさんいわく、付き合い初めてもう3年近く経つとの事だった。 いつになるかは解らないけど、本気で結婚を考えているという話も聞いた。
自分自身、今現在同居している人間がいる。 だから、ボーイフレンドが居ること自体を非難するつもりは毛頭ない・・・ でも、なんで相手が「家庭持ち」なんだろう。
写真立てにはチビ達と『一緒に』遊びに出かけた時の写真が飾られていた。
子供達を失い、失意の中で病み、苦しみと悲しみと切なさと悔しさに押し潰されそうになって過ごして来た自分の気持ちは、写真立ての中に映ったチビ達の姿を見る事で、全ての意味を失ってしまったように感じた。
取り返しのつかない時間。 やり直しの出来ない人生。
いつだか沙耶が言っていた。 「どうせ子供は親の言う事には逆らえないから・・・」
カミサマ。 せめて、子供達の心が傷付かないよう、守って下さい。
どうか。 |
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