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旅:番外編2 沙耶への手紙 2007年08月07日(火)

沙耶へ

元気いっぱいの沙耶を見て、パパはとっても安心したよ。
とってもざんねんだけど、沙耶は悠里よりも後に産まれた
から、悠里よりも一緒にあそんだりした思い出が少ないね。
それでも、沙耶がパパと血がつながっているって言ってくれた
事を、パパは一生忘れられないよ。
とってもうれしかったよ。
沙耶、大人になってもわからない事はたくさんあるよ。
パパは、沙耶と一緒にくらせないけど、それでも沙耶は
元気いっぱいで、のびのびとそだっているって思います。
明るくて元気な沙耶を見ていると、パパはとっても安心
出来るよ。
パパは沙耶が「子供は親の言う事にはさからえない」
って言った言葉がすごくわかるんだ。

--

パパは小学校も中学校も3回ずつてんこうしたんだよ。
全部がおじいちゃんのせいじゃないけど、おじいちゃんが
仕事を変えた事で、引っこしをしなくちゃいけなかった時、
やっぱり沙耶と同じように、子供は親にさからえない
って、くやしい思いをした事があるんだ。

大人になってもわからない事は、未来だよ。

パパは引っこしで転校するのがものすごくいやだったけど、
その引っこしをしたから、悠里と沙耶という、とっても大切な
宝物を神様からもらう事が出来たんだ。
パパとママがりこんをした事が、沙耶にはとっても悲しい
事だったように、パパもとってもつらい思いをしてきたよ。
パパはおじいちゃんの仕事のせいで引っこしをした時に、
ちょっと悪い子供になっちゃったんだ。

--

でも沙耶は、パパが居なくても、とっても明るい子供
にそだってくれたよね。本当にありがとう。

パパにとっては、悠里も沙耶も本当に大切な宝物だよ。
どっちが好きなんて、くらべられない。
でも、沙耶の方が後にうまれたせいで、沙耶に小さい時
から音楽教室に行かせてあげられなかったせいで、
沙耶がピアノをやめちゃいたくなっちゃった事を、パパは
あやまりたいよ、ごめんなさい。
未来の事はわからないから、これから沙耶がどんな風に
大人になって行くのか、パパにもわからない。
でも、忘れないでね。悠里の手紙にも書いたけど、パパは
いつも遠くから、みんなの事を想っています。
ケガや事故、病気をしない様に心からいのっているよ。

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